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北向きの部屋は本当に避けるべき?やめとけといわれる理由を解説

不動産のお役立ち情報

「北向きの部屋ってやっぱりよくないの?」「気になる物件が北向きだけど、実際の住み心地が気になる」など、北向きの部屋に対して不安がある方や住む際のポイントを知りたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

日当たりが悪いことからマイナスの印象を持たれることも多い北向きの部屋ですが、家賃がほかの部屋よりも安く設定される場合が多いことなどのメリットも多く存在します。

この記事では、北向きの部屋はやめておくべきといわれる理由やメリット・デメリットについて解説します。

北向きの部屋の特徴や事前に確かめておきたいポイントを解説していくので、北向きの物件を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

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北向きの部屋はやめておけと言われる4つの理由

北向きの部屋はやめておけ、と言われる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

この項では、日当たりが良くないこと以外にも知っておきたい北向きの部屋の特徴を解説します。

北向きであるために生じる明るさへの不安や、湿気の問題に対処する方法も紹介するので、参考にしてください。

日当たりが良くないこと

北向きの部屋でまずイメージされるのは、日当たりが良くないことです。

年間を通して直射日光が入りにくい部屋なので、昼間でも照明が必要となるケースも考えられます。

しかし、夏場は室温が上がりにくく過ごしやすいことや、日焼けによる家具、本の劣化が少ないといったメリットもあります。

北向きの部屋で、日当たりが良くないことがメリットとなる場合もあるので、北向きの部屋の特徴をよく理解した上で住まいを選ぶようにしましょう。

湿度が高くなりやすいこと

日光が直接部屋に当たらないため、湿気がこもり、湿度が高くなってしまいがちなのも北向きの部屋の特徴です。

湿気がこもると、カビやダニが発生しやすくなります。
カビやダニが好む環境は、カビは湿度65%以上・室温20~25℃、ダニは湿度70%以上・室温20~25℃です。
どちらも暖かくてジメジメした環境を好むため注意が必要です。

家の中の湿度を50%以下に保つと、カビ・ダニの繁殖を抑えることができるので、適度に換気し、室内の湿気を下げることを心がけましょう。

部屋の湿気を取り除くために除湿器を使用することも選択肢の一つです。

なお、人が快適に過ごせる湿度は40~60%といわれています。
40%以下になると、のどや気管支の粘膜が乾燥し、ウイルスが体内に侵入しやすくなるので、湿度は40%以下にならないように注意しましょう。

また、寝具を清潔に保つことも重要です。布団は湿気がこもりやすく、ダニのエサとなるフケや垢が付きやすいので、こまめに干し、また洗えるものはなるべく洗うことが大切です。
枕カバーは2日に1度、シーツは週に1度は洗濯するようにしましょう。

布団乾燥機をかけたあと、布団クリーナーを利用して布団のダニやカビを除去するのもよい対策です。

参考:健康・快適居住環境の指針(東京都福祉保健局)

洗濯物が乾きづらいこと

北向きの部屋は、バルコニーやベランダにも太陽の光が直接当たりにくいため、洗濯物が乾きにくくなるといったデメリットがあります。

たくさんの洗濯物を乾かそうとすると、自然乾燥では難しい場合もあります。その際は、コインランドリーを活用して洗濯や乾燥を行うことも考えておきましょう。

洗濯物を部屋干しする場合には、少しでも乾きやすいような工夫が必要です。
洗濯物同士の間隔をあけ、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるようにしましょう。

部屋干しのニオイを防ぐためにも、すばやく乾かすことがポイントです。部屋の湿度が上昇することを防ぐために、除湿器も一緒に利用することをおすすめします。

また、浴室乾燥機や室内乾燥機が設置されている物件を選んで洗濯物を乾かす方法もあります。

室温が下がりやすいこと

冬の室温が下がりやすいことは、北向きの部屋のデメリットのひとつです。

日差しで室温が上がることがほとんどないため、冬は暖房の使用時間が増え、ガスや電気代が上がる可能性があります。

暖房により外気と室温の温度差が大きくなると、窓の結露が発生しやすくなる点にも注意が必要です。結露をそのままにしておくと、カビが生えやすくなります。
そのため、部屋に結露が発生したら水滴をふきとり、十分に換気をおこないましょう。

また、開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?(一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会)のQ&Aによると、暖房利用時、窓などの開口部からは58%の熱が放出されるとされています。

断熱性を高めるために、カーテンやブラインドを遮熱機能のあるものにしたり、窓ガラスに断熱フィルムを貼ったりして寒さ対策に取り組むようにしましょう。

北向きの部屋に住む際の5つのメリット

北向きの部屋は特に「日当たりに恵まれない」という点でマイナスなイメージを持たれがちです。
しかし、北向きの部屋にはメリットも多く存在します。

家賃が抑えられる、日差しが穏やかで過ごしやすい、といった北向きの特徴を考慮すると、北向きの部屋に、魅力を感じる方もおられるのではないでしょうか

この項では、北向きの部屋に住む際のメリットを5つ解説します。

家賃を安く抑えられること

北向きの部屋は日当たりが良くないこともあり、同じ建物内の部屋でも他の方角の部屋と比べて家賃が安くなる傾向にあります。

「駅から徒歩十分以内の物件を探している」「築年数は20年以下がいい」などの条件を満たす物件は家賃が高くなるので、北向きの部屋を選ぶことで家賃を安く抑えることも選択肢の一つです。

物件を選ぶ際は、日当たりがいい物件や家賃の安い物件からご自身の希望する条件に合う部屋を検討することが大切です。

夏場を涼しく過ごせること

北向きの部屋は、南向きや西向きの部屋と異なり、日が差し込まないので部屋の温度が上がりにくく、夏場を涼しく過ごせます。

早朝や夜間などの涼しい時間帯は、エアコンを使用せずに過ごせることも多いので、光熱費を削減することにも繋がるでしょう。

夏の暑さが苦手で、冷房費を節約したいという方は、快適かつエコに過ごせる北向きの部屋に向いているといえます。

経済的かつ環境に優しいグリーンカーテンを設置することで、夏場を涼しくすることも選択肢の一つです。

家具や壁紙が日焼けしづらいこと

北向きの部屋は直射日光が入らないため、家具や壁紙、インテリアが日焼けしづらいというメリットがあります。

強い日の光は物の劣化を早める恐れがあります。部屋に設置する家具やインテリアの数が多い場合は、あらかじめ日の当たりづらい場所に設置するなどの対策を講じる必要があります。

家具やインテリアにこだわりたいという人や、趣味のものを部屋に飾りたいと考えている人にとっては、直射日光が窓から入らないことがメリットになるでしょう。

窓から見える景色が眺めやすいこと

北向きの部屋の窓から見える景色は、光が前から当たる順光となるため、色や形がはっきりと鮮やかに見えます。

そのため、マンションの高層階や地面から高い位置にある物件に住んだ場合は、より一層街並みが綺麗に見えるでしょう。

時間帯の制限がなく、窓から見える景色をじっくりと眺められる点は北向きの部屋に住むメリットです。

直射日光が気にならないこと

北向きの窓からは、直射日光が部屋に入ってこないので均一で柔らかい明るさを得られます。

東向きや西向きのように朝日のまぶしさで早く起こされることや、夕方になると強い日差しでカーテンを閉めなくてはならないことから解放されるでしょう。

明るすぎない一定の光が長時間続くので、読書や勉強、仕事に集中したい人に向いている部屋といえます。

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北向きの部屋を選ぶ際の4つのポイント

ここまで、北向きの部屋にはデメリットだけでなく、多くのメリットがあることを解説しました。

家賃を抑えられること、穏やかな日差しが長時間続くことなどを物件選びの条件として考えている人には、北向きの部屋は向いていると言えます。

この項では、北向きの部屋を選ぶ際に、北向きのデメリットを少しでも回避するために注意しておきたいポイントを4つ解説します。

物件の周辺環境を事前に把握しておく

物件の周辺にある高いビルや建物などを、あらかじめ確認することが大切です。

窓の目の前に視界を遮るような建物が建っている場合は日当たりがさらに悪くなり、風が抜けにくくなるため、物件の内見時には周辺環境に目を向けることが大切です。

また、周辺に日差しや風通しに影響を与えそうな建物が今後建てられる予定はないか、といった点を確認しておくことをおすすめします。

室内の湿度や断熱性を確認しておく

内見で部屋を訪れた際には、湿気がたまりやすい部屋かどうかを確認しておきましょう。
チェックしておきたいところは、湿度が高くなりやすい場所である、クローゼットや洗面所、バスルームなどです。

上記のように湿気がたまりやすいところから、カビや湿気の匂いがする場合は注意が必要です。

近年、建物自体が断熱性に優れている賃貸物件もありますが、窓からの熱の出入りは大きいので、断熱性の高いペアガラスや二重窓が採用されているかどうかの確認も重要です。

湿気のたまりやすさや断熱性の高さは部屋の環境に大きく関わるので、物件選びの際にチェックしておくことが大切です。

部屋の換気システムが充実した物件を選ぶ

湿気がたまりやすい北向きの部屋は、こまめな換気を心がけることが大切です。

2003年の建築基準法改正以降に新築された賃貸住宅には、24時間換気システムの設置が義務付けられています。
換気システムの種類としては3種類ありますが、北向きの部屋では給気と排気の両方を機械によって強制的におこなう第1種換気方式が向いています。

物件を選ぶ際には、換気方式が第1種換気方式であるかどうか確認するようにしましょう。

採光が確保できる角部屋や高層階を選ぶ

北向きの部屋であっても、採光が2方向から確保できる角部屋ならば、明るさ、風通しの良さは確保できるでしょう。

また、高層階は周囲の建物によって光や風通しが大きく遮られることが少ないため、北向きの部屋でデメリットとされる日当たりや風通しの問題も軽減できます。

北向き部屋のメリットを最大限生かしたいという人は、角部屋や高層階を選択するのもよいでしょう。

東西南北の日当たり比較

東西南北

住まい選びでは、部屋の方角によって日当たりや室温に大きな違いがあります。

東向きの部屋は朝日をたっぷり取り込めるため、午前中は明るく快適ですが、夜は冷え込みやすい傾向があります。

西向きは夕方まで日が入り、暖かさが持続しますが、朝は暗く寒いことが多いです。

南向きは一日を通して日当たりが良く、洗濯物が乾きやすいですが、夏場の冷房費が高くなりがちです。

北向きの部屋は夏場に涼しく過ごしやすく、家具や本の日焼けを防げるものの、日当たりが悪く冷え込みやすいデメリットもあります。

これらの特徴を踏まえ、自分のライフスタイルや好みに合った方角を選ぶことが重要です。

北向きの部屋は家賃を抑えた物件で作業に集中して取り組みたい人向け

北向きの部屋は、窓からの日差しが一日中穏やかで安定しているので、仕事や作業に落ち着いて取り組みたい方におすすめです。

また、北向きの部屋は他の部屋と比較して家賃が低く設定されていることが多いので、家賃を抑えたい方向けの物件といえます。

さらに、室温が高くなりにくい北向きの部屋は、夏の暑さが苦手な人にも向いているといえるでしょう。
部屋のエアコンの使用時間は、方角が違う他の部屋よりも短くて済むので、電気代が節約できます。

家賃にかかるコストを抑えたい方、築年数や駅からの距離などのほかの条件を優先する方は、北向きの部屋を検討してみることも選択肢の一つです。

最後に

この記事では、北向きの部屋はやめておけと言われる理由や、北向きの部屋に住むことのメリット・デメリットについて解説しました。

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湿気については対策が必要となる場合もありますが、日当たりにこだわりがなく、むしろ北側からの柔らかい光の部屋で勉強や作業に集中したい人には北向きの部屋はおすすめです。

お気に入りのインテリアや本などを、日焼けによる劣化から守りたい、という人も直射日光が当たらない北向きの部屋は向いているといえるでしょう。

これから物件を選ぶという方は、ご自身の希望する条件や優先順位を考えた上で北向きの部屋を候補の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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【監修者】大石 裕樹

<保有資格> 司法書士 宅地建物取引士 貸金業取扱主任者 / 24歳で司法書士試験合格し、27歳で司法書士として起業。4年で日本一の拠点数を達成する。現在は、不動産の売主と買主を直接つなぐプラットフォーム「スマトリ」を立ち上げ、不動産業界の透明性を高め、すべての人にとって最適な不動産売買を安心安全に実現するため奮闘中。

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