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立川の住みやすさと魅力|家賃・治安・交通・子育て環境を詳しく紹介

街の住みやすさ

「立川って本当に住みやすいの?」
「家賃相場や治安は実際どうなの?」
など、立川の住みやすさが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

立川市は都心へのアクセスが良く、大型商業施設も充実した人気の街です。ただし、実際の住環境や子育てのしやすさ、コストパフォーマンスについて気になる方も少なくありません。

本記事では、立川の家賃相場と周辺エリアとの比較、治安の実際のデータ、子育て支援の具体的な内容まで詳しく解説します。

ぜひ最後までご覧いただき、住まい選びの参考にしてください。

人口18万人以上が暮らす立川市の住みやすさ

立川市は多摩地域の中心に位置し、約18万5千人が暮らす活気ある都市です。ここでは、近年の人口動向や転入状況、治安の状況から、立川の住みやすさの現状を詳しく見ていきます。

参考:立川市の状況(立川市)

2028年に総人口のピークを迎える見通し

立川市が策定した「第5次長期総合計画」の人口推計によると、人口は2028年(令和10年)に186,390人でピークを迎える見込みです。その後は緩やかに減少に転じ、2065年までに約14.2%の人口減少が予測されています。

2023年の人口は185,483人で、2028年まではわずかながら増加が続く見通しです。街の発展とともに、住みやすさが高まっている時期といえるでしょう。

立川市の人口増加の背景には「社会増(転入超過)」の継続があります。2013年以降は一貫して転入超過で、特に20~35歳の若年層の流入が多い傾向です。

これは都心への優れたアクセス、大型商業施設の充実、快適な住環境が評価されている結果と考えられます。

参考:立川市の状況(立川市)
参考:立川市第5次長期総合計画の策定について(立川市)

男女ともに10~20代の地方部から転入が多い

「第5次長期総合計画」の人口動向分析によると、男女ともに10~20代で地方部から立川市への転入が多い傾向にあります。

総務省「住民基本台帳人口移動報告」(2022年)のデータを基に、立川市がまとめた資料では、地方部からの転入は約2,786人、転出は約2,070人で、約716人の転入超過となっています。

20代では都内23区への転出があるものの、近年はその傾向がやや緩やかです。特に女性は、就職や進学で一度都心へ移った後、立川に戻るケースが目立ちます。こうした傾向は、立川市が総務省「住民基本台帳人口移動報告」を基にまとめた資料でも確認されています。

参考:立川市第5次長期総合計画の策定について(立川市)
参考:立川市の状況(立川市)

過去5年間で刑法犯の件数は微増傾向にある

立川警察署の統計(警視庁)によると、刑法犯の認知件数は2020年の1,578件から2024年には1,968件へと増加しています。特に非侵入窃盗(自転車盗や万引きなど)が多く、2024年は1,321件を占めました。

一方で、殺人や強盗などの凶悪犯罪はごく少数にとどまり、比較的落ち着いた治安が維持されています。

立川駅周辺は商業施設や飲食店が集まり人通りも多いため、軽犯罪が発生しやすい傾向です。市や警察は防犯カメラの設置や地域パトロールの強化を続け、犯罪抑止に取り組んでいます。

参考:立川警察署 過去5年間の刑法犯の推移(警視庁)
参考:区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数

交通の利便性が高く住みやすい立川市の特徴

立川市は、多摩地域の交通拠点として高い利便性を誇ります。
JR中央線をはじめ、青梅線・南武線が乗り入れ、立川駅から新宿へは最短約25分でアクセス可能です。

さらに多摩モノレールが市内を南北に走り、沿線の大学や多摩センター方面への移動もスムーズ。バス路線も市内外に広がり、通勤・通学や日常の移動が快適に行えます。

主要路線と所要時間(立川駅発)は以下の通りです。

路線名主な行き先所要時間(目安)
JR中央線新宿約25分
JR青梅線青梅約35分
JR南武線川崎約50分
多摩モノレール多摩センター約30分
多摩モノレール高幡不動約15分

駅周辺は大型商業施設や公共機関が集まり、日常生活の大半を徒歩圏で完結できるのも魅力です。

立川市は都心の利便性と落ち着いた住環境が共存し、幅広い世代に支持される街といえるでしょう。

大型商業施設が充実している


立川駅周辺には数多くの大型商業施設が集中しており、買い物からレジャーまで駅前で完結できます。

ルミネ立川、グランデュオ立川、伊勢丹立川店といった百貨店に加え、2020年には「GREEN SPRINGS」が開業。美術館やホテル、レストラン、カフェが一体となった複合施設で、文化とエンターテインメントを同時に楽しめる場として人気を集めています。

さらに2025年7月には、木造商業施設「COMMONS TACHIKAWA TACHIHI」がオープン。地元カフェやレストランをはじめ多彩な店舗が並び、街の新たなにぎわいを創出しています。

公園や川などの豊かな自然環境がある

立川市は、都市の便利さと自然が調和した街です。
市内には多摩川や玉川上水が流れ、水辺の潤いと四季折々の風景を身近に感じられます。

多摩川沿いには散歩道やサイクリングコースが整備され、ランニングや散歩を楽しむ人々でにぎわいます。

一方、玉川上水沿いの緑道は木々に囲まれた遊歩道として親しまれ、静かな散策にも最適です。

さらに、市の中心には広大な国営昭和記念公園があり、自然と都市が共存する象徴的な存在となっています。この公園については、第5章で詳しく紹介します。

参考:国営昭和記念公園(昭和記念公園管理センター)

子育て支援政策が整っている

立川市は妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を整備し、子育て世帯にやさしい環境を提供しています。
経済的負担の軽減や日常的な育児サポートなど、実用的な支援策が次々と導入されているのも特徴です。

主な子育て支援策は以下の通りです。

施策名内容特徴・料金
妊婦のための支援給付(2025年4~)妊娠期から子育て期まで家庭を支援経済的サポート
ベビーシッター利用支援(2024年4~)市認定のシッターを利用可能1時間150円(条件あり)
給食費無償化(2024年~)市立小中学校の給食費を無料化保護者の負担軽減
ファミリーフレンド事業ボランティアが訪問し相談や外出をサポート気軽に利用できる身近な支援
子どもショートステイ事業保護者が病気や出産時に子どもを一時預かり最長6泊、利用料1日1,200円+食費(未就学300円/就学400円)

これらの取り組みにより、立川市は経済面・生活面の双方から子育て世帯を力強く支える街といえるでしょう。

立川市の家賃相場

立川市の間取り別家賃相場は以下の通りです。

間取り家賃相場
1R6.77万円
1K7.44万円
1DK8.36万円
1LDK11.19万円
2K9.71万円
2DK7.09万円
2LDK16.08万円
3LDK21.11万円

参照:homes(2025.08.16)

単身向けのワンルーム・1Kは6.5~8万円前後、ファミリー向け2LDK以上では15~20万円が目安です。都心と比べると、同じ予算で広い住空間を確保できるのが魅力です。

特に立川駅周辺は高い利便性を持ちながら、新宿や渋谷よりも家賃を抑えられます。通勤費を含めたトータルコストで考えても、経済的なメリットが大きいエリアといえるでしょう。

立川駅周辺の過ごしやすさ

立川駅は北口と南口でそれぞれ特色があり、ライフスタイルに合わせて住み分けできるのが魅力です。どちらのエリアも駅近くに生活施設が充実しており、利便性の高い環境が整っています。

北口は商業施設が集中するにぎやかなメインエリア。ルミネ、グランデュオ、伊勢丹といった大型店舗が立ち並び、サンサンロードやフロム中武といった屋根付き商店街では雨の日でも快適に買い物できます。オフィス街としても活気があります。

一方の南口は住宅地に近く、落ち着いた雰囲気が魅力です。GREEN SPRINGSや昭和記念公園へのアクセスが良く、自然を身近に感じられる環境も整っています。さらに多摩モノレール立川南駅があり、多摩地域内の移動にも便利です。

立川市のおすすめスポット

立川市には商業施設から自然豊かな公園、歴史を感じる神社まで、多彩なスポットがそろっています。

ショッピングやグルメを楽しめる利便性と、自然に囲まれてリフレッシュできる環境が共存しており、暮らしと遊びの両方を満喫できるのが魅力です。

ここからは、立川を代表するおすすめスポットをご紹介します。

国営昭和記念公園


立川を代表するランドマーク「国営昭和記念公園」は、総面積180haにもおよぶ国営公園です。園内には四季折々の花が咲き、春はチューリップや桜、秋にはコスモスや紅葉が訪れる人の目を楽しませます。

広い芝生広場や大型遊具も整備され、子ども連れのファミリーに人気。サイクリングロードやボート池もあり、大人もアクティブに過ごせます。

季節ごとのイベントやイルミネーションも開催されるため、一年を通じて訪れる価値のあるスポットです。自然の中でリフレッシュできるだけでなく、都心からのアクセスも良く、観光にも日常の散策にも最適な立川の憩いの場となっています。

参考:国営昭和記念公園(昭和記念公園管理センター)

諏訪神社


諏訪神社は「立川の総鎮守」として古くから市民に親しまれてきた歴史ある神社です。JR立川駅から徒歩10分とアクセスも良好。大鳥居をくぐると、緑豊かで落ち着いた境内が広がり、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

例大祭や初詣の時期には多くの参拝者で賑わい、地域の伝統と活気を感じられるのも魅力です。境内には神楽殿や目の神様を祀る祠などの見どころが点在し、散策しながら立川の歴史や文化に触れることができます。

観光客はもちろん、地元の人々にとっても日常の祈りの場として大切にされる場所。まさに「立川のパワースポット」と呼ぶにふさわしい神社です。

参考:立川鎮座 諏訪神社(諏訪神社)

IKEA立川


IKEA立川は、立川駅北口から徒歩圏内にある大型家具店で、都心からも多くの人が訪れる人気スポットです。北欧デザインの家具や雑貨を手頃な価格で購入でき、学生からファミリーまで幅広く支持されています。

店内は広々としており、展示ルームを巡りながらインテリアのアイデアを得られるのも魅力です。買い物だけでなく、レストランで味わえるスウェーデン料理も人気です。名物のミートボールやシナモンロールを目当てに訪れる人も少なくありません。

週末には多くの買い物客でにぎわい、買い物と食事を一度に楽しめる便利なスポットです。暮らしに直結した楽しみを提供する、立川ならではの注目施設といえるでしょう。

雨水浸透施設の設置費用の補助金制度がある

立川市では、雨水を地下に浸透させる「雨水浸透ます」や「雨水浸透管」の設置を推進しており、その費用の一部を補助する制度を設けています。これにより、雨水が下水道へ一気に流れ込むのを防ぎ、地下水の保全や下水道の負担軽減に役立ちます。

制度の概要は以下の通りです。

項目内容
対象者市内の既存一戸建て住宅を所有する個人
補助対象雨水浸透ます、雨水浸透管(浸透トレンチ)、付帯工事
補助額「標準工事単価×設置数量」または「実費」のいずれか少ない額
上限額200,000円
標準工事単価雨水浸透ます:1基5~8.3万円程度
雨水浸透管:1mあたり2.1~3.9万円
付帯工事:1件7.2万円まで
効果地下水保全、下水道の負担軽減、都市型水害の抑制

申請には事前の相談が必要で、立川市指定の下水道工事店に依頼する必要があります。環境への配慮と暮らしの安心を両立させられる制度として、住宅の新築や改修を検討している方に活用が期待されています。

参考:雨水浸透施設の設置費用を補助します(立川市)

まとめ

本記事では、立川市の住みやすさを人口動向や治安、交通、子育て環境など、さまざまな角度から紹介しました。

ポイントを整理!
人口約18万5千人を擁し、2028年にピークを迎える活気ある街
若い世代の転入が多く、にぎわいのある地域
刑法犯発生率は1.06%と比較的安全な環境
JR3路線と多摩モノレールによる優れた交通アクセス
大型商業施設と豊かな自然が共存する住環境
子育て支援や環境施策の充実

立川は、都心へのアクセスの良さに加え、自然や商業施設がそろう利便性の高いエリアです。

家賃相場も都心部に比べて手頃で、コストパフォーマンスに優れています。さらに、国営昭和記念公園やGREEN SPRINGSといった人気スポットも多く、日々の暮らしに潤いを与えてくれるでしょう。

交通の利便性、住環境、経済的なメリットを総合すると、立川は幅広い世代にとって安心して暮らせる魅力的な街といえます。引っ越しを検討している方は、候補地の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

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【監修者】大石 裕樹

<保有資格> 司法書士 宅地建物取引士 貸金業取扱主任者 / 24歳で司法書士試験合格し、27歳で司法書士として起業。4年で日本一の拠点数を達成する。現在は、不動産の売主と買主を直接つなぐプラットフォーム「スマトリ」を立ち上げ、不動産業界の透明性を高め、すべての人にとって最適な不動産売買を安心安全に実現するため奮闘中。

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