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家族の引っ越し費用相場はいくら?3人・4人・5人の総額を解説

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家族での引っ越しは大きな金額になるので、「いったいいくらかかるのだろう」と不安を抱える人も多いのではないでしょうか。

職場での転勤や自宅の購入など、家族で急に引っ越しをしないといけないケースもあります。相場を知らずに引っ越し業者を決めてしまい、相場よりも高い金額になって後悔したといったケースもあるので、事前に引っ越し費用については知っておきたいですよね。

引っ越しの費用については、各業者によってサービス内容や金額設定が異なり、「人数」「引っ越し距離」「荷物量」「時期」によって大きく変わるとされています。

今回の記事では、家族で引っ越しする際にかかる費用や引っ越し費用を抑えるためにできることを詳しく解説します。これから家族での引っ越しを考えている方の参考になると思いますので是非最後までご覧ください!

家族で引っ越しするときにかかる費用

まずは、家族で引っ越しするときにかかる費用を把握することが重要です。
何にどのくらいお金がかかるのか、内訳や費用総額を知っておくと費用の全体像を把握しやすく、資金計画が立てやすくなります。

引っ越し費用は「人数」「引っ越し距離」「荷物量」「時期」といった条件によって大きく変わります。費用を計算する際には、引っ越し距離や引っ越しするタイミングによって値段が変わりますので注目しておきましょう。

また、引っ越し先の電気の開通を忘れずにお申し込みしましょう。

参考記事:引越しと同時に電気の契約ができる電力会社はここ!(セレクトラ)

引っ越し費用の内訳

引っ越しするときには、引っ越し費用の他にもさまざまな出費があります。

引っ越し費用にばかり目がいってしまいがちですが、引っ越し先の物件の初期費用も大きな出費です。他にも、退去にかかる費用、家具、家電の処分や新居の家具、家電も必要になるため、事前に把握しておきましょう。

関東運輸局が公表している引っ越しのモデル運賃・料金は以下の通りです。

No.対象間取り・階数距離車両人員費用目安
1単身1階 1K~1DK約100km2トン車 1台運転手1名・作業補助1名50,000~60,000円
2家族1階 2DK~3DK約100km4トン車 1台運転手1名・作業補助2~3名100,000~120,000円

ご自身やファミリーの引っ越しを検討している方は、事前に相場価格をチェックしておくことをオススメします。

参考:引越しのモデル運賃・料金(関東運輸局)

引っ越し費用の内訳
・引っ越し先の初期費用(敷金・礼金・前払い家賃・仲介手数料・火災保険・家賃保証料など)
・退去にかかる費用(クリーニング代、修繕費)
・家具、家電の処分費用
・新居の家具、家電の購入費用

家族の引っ越しは「引っ越し距離」「荷物量」「時期」で大きく変わる

家族の引っ越しの費用を決める要素は、「引っ越し距離」「荷物量(人数)」「時期」の3つです。引っ越し距離は変えることができないので、引っ越しを低く抑えるためには、荷物の量を減らすか、繁忙期を外して閑散期に引っ越しするといった工夫が必要になります。

引っ越し距離距離が遠くなるほど、時間と燃料費が掛かるので料金も上がる。
荷物量(人数)家族の人数が増えると荷物の量が増えるので料金も上がる。
時期2月~3月の繁忙期は料金が高く、5月~12月の閑散期は料金が安い。

引っ越しの距離は、距離が長ければ長いほど金額が上がりますが、200㎞を越えると上げ幅が一気に大きくなる傾向にあります。荷物の量については、3人家族、4人家族と比べると5人家族はかなり高めです。

参考:2月引越しはおトク?経験者たちのリアルな引越し事情を調査

【距離別】家族の引っ越しにかかる費用の目安

引っ越し費用は距離や時期によって大きく変動します。特に、春先の繁忙期には通常期よりも高額になる傾向があります。ここでは、花序区からの引っ越し費用の目安を距離ごとに解説します。

市内(30km以内)の引っ越し費用

同一市内での引っ越し費用は、通常期で7万円~8万円が相場となります。春先の繁忙期になると11万円前後に値上がりするため、余裕を持った予算を準備しておくことが重要です。市内の引っ越しでも想定より高額になる可能性があるため、複数の業者から見積もりを取り、比較することをおすすめします。

県内(100km以内)の引っ越し費用

県内での引っ越し費用は、市内の引っ越しよりもやや高く、通常期では8万円~10万円が目安です。繁忙期には16万円~18万円程度まで上昇することが一般的です。県内移動でも移動距離が増えることで、トラックの燃料費や人件費が加算されるため、費用が高くなります。

長距離(100km以上)の引っ越し費用

100kmを超える長距離引っ越しの場合、費用は大幅に上がります。通常期では13万円~22万円が相場となり、繁忙期には33万円~38万円に達することもあります。移動距離が長いため、運搬費や宿泊費などが発生する場合があり、コスト管理が重要です。特に長距離の引っ越しでは、荷物の量を減らす、混載便を利用するなどの方法で費用を抑える工夫が求められます。

家族の引っ越しにかかる人数や条件別の費用の総額

家族で引越しする際に必要な
引っ越し費用は、条件によって大きく金額が変わるので、ここでは引っ越し費用については通常期の移動距離50km未満を基準にしています。

引っ越し費用や引っ越し先の初期費用については、条件や選ぶ物件によって大きく異なりますので、およその目安として参考にしてみてください。

費用3人家族4人家族5人家族
引っ越し費用9.4万円12.3万円15.9万円
引っ越し先の初期費用52.6万円75.4万円98.2万円
家具・家電の購入費用7万円9万円11万円
合計69.0万円96.7万円125.1万円

 

参考:引越し定点調査 2019年11月29日発行

家族での引っ越し費用を抑えるためにできる4つのこと

引っ越し後の生活のことを考えると少しでも引っ越し費用は抑えておきたいものです。特に家族が多ければ多いほど費用は多くなるので、できるだけ節約したいと考えている方々は多いのではないでしょうか。

ここでは家族での引っ越し費用を抑えるためにできる4つの方法についてご紹介していきます。

複数の引っ越し業者に見積りをとってもらう

見積もりを1社のみに頼ると費用の比較ができず、引っ越し業者への値下げ交渉も応じてもらいにくくなってしまう可能性があります。比較や交渉のためにも、複数の引っ越し業者に見積もりをとってもらうと良いでしょう。

複数の引っ越し業者に見積もりを取ることで、費用の妥当性やオプションの内容など比較することができ、価格の交渉もしやすくなります。

複数の引っ越し業者に依頼する方法としては、引っ越し見積もり一括査定サイトを利用するのがおすすめです。簡単な情報を入力するだけで、多くの引っ越し業者から自分が依頼したい引っ越し業者に選んで依頼することができます。

また、引っ越し業者によって見積もりの基準が違い、見積金額の差が2倍も違うといったケースも0ではありません。極端に安い見積もりの場合は注意が必要です。他社では基本料金に含まれている項目が含まれていないなど、追加料金が発生する可能性があるのでプランの内容をきちんと確認した上で選ぶようにしましょう。

引っ越し業者に頼む必要がないことは家族や個人で行う

引っ越し業者に頼む必要がないことは家族や個人で行うと、業者の作業や手間を減らせるので引っ越し費用を抑えることができます。

自分たちでできること
・小物は自分たちの車で運んで、家具・家電など大きな荷物だけ引っ越し業者に依頼する
・不用品を処分して荷物を減らす
・自分たちで梱包をする など

引っ越しの閑散期に見積もりを依頼する

通常期と繁忙期でも3万~5万程度差があり、一番大きな差がある5人家族の500kmの引っ越しだと差額はおよそ10万円です。引っ越しの費用を抑えるのに一番効果的なのは、やはり平日や閑散期を狙う方法です。

転勤や就職で引っ越し時期が決まっている場合は仕方ありませんが、特に価格の上がる2月~3月の繁忙期を避けることで大きく引っ越し費用を下げることができます。

フリー便が利用できる引っ越し業者を探す

フリー便とは、引っ越し業者が来る日と配達する日のみを決めて、作業については引っ越し業者のタイミングで行うプランのことを言います。

引っ越し業者は、他のお客様の都合に合わせて午前便、午後便といった感じで予定が組めるので通常のプランよりも安い価格設定になっており、フリー便を使うことで引っ越し費用を抑えることができるのです。

時間指定ができないので待機時間が長くなるのがデメリットとして挙げられますが、こだわりがない方は利用しても良い方法でしょう。
他にも、他のお客様の荷物と一緒に運ぶ混載便や別の引っ越し作業を済ませた後の空便を利用する帰り便などがあります。

さいごに

今回は、家族が引っ越しする際にかかる費用についてと、引っ越し費用を抑えるための方法についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

家族の引っ越しには多額の費用が必要になるので事前に相場や費用がどんなものにいくらかかるかを知っておくことは非常に重要と言えるでしょう。

また、引っ越しの費用は、荷物量(人数)と時期によって大きく変わるという点に注目する必要があるということもわかりました。

引っ越しの見積もりについては、複数の引っ越し業者に依頼し、金額だけでなく、プランの内容も細かくチェックしましょう。少しでも引っ越し費用を抑えるために、見積もりをとって価格交渉をする、セルフで行えそうなものは自分たちで対応する、平日や閑散期を狙う、フリー便を使うなど、費用を抑えるためにできる工夫は複数あります。

家族での引っ越しの予定がある方は、是非この記事を参考に余裕を持って準備をしてみてくださいね。

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【監修者】大石 裕樹

<保有資格> 司法書士 宅地建物取引士 貸金業取扱主任者 / 24歳で司法書士試験合格し、27歳で司法書士として起業。4年で日本一の拠点数を達成する。現在は、不動産の売主と買主を直接つなぐプラットフォーム「スマトリ」を立ち上げ、不動産業界の透明性を高め、すべての人にとって最適な不動産売買を安心安全に実現するため奮闘中。

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